About us ISC-Mについて

日本在住の外国人や訪日外国人の数は近年増え続けています。　２０１３年の外国人入国者数は統計調査開始以来、初めて１千万人を超え、外国人労働者数も年間６８万人を超えるようになってきました。さらに、２０１０年に閣議決定された「新成長戦略」の１つ、「医療ツーリズム」や２０２０年東京オリンピック構想など、今後ますます海外からの入国者は増えることが予想されます。
他方、我が国において高齢化がさらに進展することが予想されることから医療・介護の分野においても改革が進み、在宅医療・在宅看護充実のため海外からの人材確保が必要不可欠となっています。
このように外国人入国者が増大する中で、医療・介護の現場においても、言語的不安や情報不足の問題は深刻化しており、専門的な知識と通訳の技術を備えた「医療通訳者（士）」への期待が高まっています。
しかしながら、従来のように通訳者が現場に同行する形態では費用面での課題があり、限られた状況でのみ利用されているのが現状です。
私たちは、iOSをプラットフォームとするＩＴコミュニケーションツール開発者と提携し、共同開発したICTシステムの普及を図り、医療・介護・福祉の現場と日本社会に適合した医療通訳システムの構築とＩＣＴを活用した「暮らしの安心」を目指し活動を開始します。